「旅で身につけたポジティブさが今でも活きている」シリコンバレーの起業家、上田ガクさん

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シリコンバレー。世界的IT企業、世界トップレベルの頭脳が集積する土地で起業し、挑戦する上田ガクさんにお会いしてきました。

上田さんは早稲田大学を卒業後、外資コンサルに就職後、YAHOO!やGoogle、Twitterなどの世界的な名だたる企業にエンジニアとして務め、現在はIoT関連のスタートアップとして注目を浴びるMODE, Inc.のCo-Founder兼CEOを務めています。

誰もが羨むキャリアをどうやって積むことができたのか、またなぜ世界的大企業を離れて自身でスタートアップを立ち上げる経緯に至ったのか?

また、上田さんは学生時代にバックパッカーや、自転車一台で世界を旅をしていた経験があり、その経験から得た教訓などが今のビジネスに活きているという非常に興味深いお話までしていただきました。

Yahoo Google Twitter で働いた経緯

— Yahoo Google Twitterで働いた経緯を教えてください

新卒で外資コンサルに就職しました。外資コンサルでは自分で事業を展開し、やめていく人がどんどん出てきました。

そこで自分も「このままでよいのか?」と思うようになり、当時インターネットブームが到来していたので、メルマガサービスのeGroupsという会社に転職しました。

数年後にeGroupsがYahoo!に買収され、そこで、アメリカに来い、ということでシリコンバレー生活が始まりました。

それから数年エンジニアとして開発をしていたわけですが、当時Googleが頭角を現すようになってきて、その時の求人に応募しました。

そこでたまたまeGroups時代の上司がGoogleにいて、リファレンスといって身元保証書みたいなものに当時の上司の名前を書くと、「もう一度一緒に仕事をしよう」とのことで採用されました。

GoogleではGoogle Mapのチームで開発をしていました。

Googleで8年間働いていて、とても居心地がよく、単純に「これでよいのかな」と思ってしまいました。

そこで、次は友人がやっていたスタートアップに行こうとしたわけですが、その会社がTwitterに買収されたのです。

そこでTwitterで働くことになりました。

Twitterでは芸能人とか政治家などのユーザー向けの機能を作るチームをやっていました。

有名人のアカウントにはこんなチェックマークがついていますね。

そこで数年経って、Googleで思ったときと同じ感情が芽生えました。「同じことやってるな」と。

そこで、次こそ本当にスタートアップをやろうということでTwtterを退職することを決めました。

自分でサービスを作ったが、失敗に終わる

–Twitter退職後の事を教えてください。

Google Twitter ではマネージャーとして働いていたので仕事でコードを書くということはほとんどありませんでしたが、帰宅後は夜遅くまでコードを書いていました。

仕事とは関係なく趣味でやっていたので「ケーキは別腹」といった感覚でした。

なので、いくつか自分でサービスを作っては家族などの周りに公開して終わりでした。

Twitterを退職後、本格的にアプリを作ろうということで旅行日程の計画サイトを作成しました。

これがことごとく失敗しました。

旅行日程は毎日使うものではないのでユーザーが全然増えませんでした。3か月くらいやって諦めることにしました。

そこで次はRaspberry Piで遊んでみようと思って作ったものが今の会社の始まりです。

Raspberry Piとは簡単に言うとインターネットとモノをつなぐ(IoT架け橋となる土台(ハードウェア)のことです。で使われることが多いです。

家のスプリンクラーシステムの設定が面倒だったので自分で作り替えて便利にしてしまおうとわけです。

スプリンクラー

・ガレージに行ってダイアル設定をするのをスマホでいつでも設定が可能にする

・雨が降ったら水を出さないように自動制御する

ことを目的に作成しました。

当時はハードの知識が全然なく、またスプリンクラーの仕組みもわからなかったので、1から勉強するのが、非常に大変でした。

特に大変だったのが、プラットフォームの作成でした。ハード、アプリ、バックエンドを組み合わせて作成します。

そこでこれをビジネスにしようとしてIoTの世界に入りました。

「旅で身につけたポジティブさが今でも活きている」

— 学生時代にバックパッカーをされていたんですか?

旅行が好きでバックパッカーや、自転車でヨーロッパを周遊したりしていました。

— 旅をしていた経験が今プラスに働いていることはありますか?

英語を話すのに恥ずかしさがなくなりました。

間違った英語を話すのってすごい恥ずかしいと思うのですが、自分一人しかいなく何とかコミュニケーションを取らざるを得ない状況なので必然的に英語を話さなきゃいけないですから。

また、失敗に対する恐れがあまりないですね。

旅をしていると失敗やハプニングがたくさん起こるのですが、「なんとかなる」ことがばかりでした。

ほとんど死ぬこともない。

だから起業するに至っても「なんとかなる」精神は本当に役立っています。

失敗しても死ぬことはないし、「なんとかなる」。

まとめ

一般的に人間は変化をすることを避けます。その環境に属している方が楽だからです。

つまり環境を変えるというのは行動力や決断力が必要であり、簡単にはできないことです。

上田さんは環境を変えることで自身のキャリアを変え続け、現在ではシリコンバレーという大舞台で起業家として活躍しています。

 

かの有名なダーウィンも言うように「変化するものだけが生き残る

時代は常に変わっていくものであるし、常に自分も変化していかなければならない。環境然り自分のマインドセット、変えるものはたくさんあります。我々も変化を前提に生きていくべきだなと思います。生き抜くためにも、勝ち抜くためにも

また、僕自身旅をしていて、上田さんと同じように失敗やハプニングに遭遇することがたくさんありましたが、本当に「なんとかなる」ことばかりで、お話をしていく中で非常に共感していました。

しかし、ここで注意しておきたいのが、「なんとかなる」という言葉は楽観主義的に用いてはいけないということです。

ただやみくもに「なんとかなる」と言っていいわけではなく、計画的に行動した上で用いることのできるスキルとして用いるということです。

ポジティブであることと楽観的であることは似て非であることを念頭に「なんとかなる」精神を効果的に用いてみてはいかがでしょうか。

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